1学年SDGs講演会
5月15日(水)に1学年SDGs講演会がおこなわれました。この授業は1年生の総合的な探究の時間で学習する「佐渡学」の一環で実施されました。テーマは「佐渡の自然や生物との共生」「佐渡での生き物を育む農業」「世界農業遺産(GIAHS)」などです。
佐渡生きもの語り研究所の大石麻美様を講師にお招きしてお話いただきました。佐渡に生息するトキをはじめとする生き物の生態について、またその生きものとの共生を目指す佐渡の農業について、さまざまなスライドを見ながらお話をしていただきました。
以下、生徒の感想です。
・地盤のコンクリート化など、私たちが暮らしやすい町づくりをしているが、トキをはじめとする生きものにも生きていきやすい環境にしていきたいと感じた。
・トキが何を食べどんなふうに生活しているか、また佐渡市がトキに対して具体的にどんな支援をしているのかよくわかりました。今はトキが身近な生き物になっていますが、それまでに大変な苦労があったことが知れてよかったと思います。
・この講演を聞いて、お米が当たり前に食べられていることが当たり前じゃないんだなと思いました。大切に食べたいと感じました。
・「ふゆみず田んぼ」など生物との共生のために農家の皆さんが努力していることを初めて知ることができた。
・佐渡の田園風景がトキにとってとても重要であることがよく分かった。しかしその状態を保っていくことが非常に大変であることもよくわかりました。自分の家でも農家をやっていますが、できる限り手伝いをしていこうと思います。ただ、農家一軒あたりの田んぼ面積がどんどん大きくなっていることは大きな問題なので、若い私たちがしっかり考えていかないといけないと感じました。