見出し画像

新潟の未来をSaGaSuプロジェクト羽茂高校の取組み① ~生徒交流会の様子~(第7回)

 羽茂高校は「新潟の未来をSaGaSuプロジェクト」に参加しています。
 この取組みは、新潟県の離島・中山間地域にある学校どうしがネットワークをつくって交流するプロジェクトです。参加校は以下の通り。

 特に遠隔授業を通して、生徒のニーズに応じた多様な教科・科目を開設し、教育環境の充実を図ることも目的の1つになっています。

 10月31日(火)5・6限に、6校の高校2年生に該当する全生徒による交流会が開かれ、本校2年生も参加しました。生徒が個々に学校の紹介やこれまで続けてきた探究学習をまとめて発表し、質疑応答も行いました。
 羽茂高校には地域探究コースの学校設定科目もありますが、それ以外にも1年生から「佐渡学」として私たちが住む佐渡島のことを学んでいます。佐渡のことを学び、貢献するにはどうしたらよいか、個々の生徒が自分で考え行動を起こせるようになることを目的としています。
 羽茂地区で栽培が盛んなブランド柿「おけさ柿」の一部が流通されず廃棄されている問題、佐渡と新潟を結ぶ佐渡汽船の活性化を目指す取組みなど、個々の生徒が感じている問題・取組みを他校生徒へ紹介し、とても有意義な交流会となりました。

 放課後には、生徒会執行部の生徒が中心となって、広島県との生徒交流会に参加しました。県外学校の取組みを聴くことで、多様な視点を取り入れ、自分たちの学校での取組みを充実させることが目的です。
 広島県から油木高等学校、日彰館高等学校、東城高等学校の3校が参加し、日彰館高等学校の発表「命をいただく」を聴きました。広島県で駆除されたイノシシやシカなどの鳥獣をジビエ料理として活用する取組みで、イノシシやシカが生息しない佐渡にとって、とても新鮮な内容に感じました。
 新潟県からは佐渡高等学校が代表して、島内各校の取組み(高校生議会・コミュニティレストラン・鬼太鼓などの伝統芸能保存継承)と阿賀黎明高等学校の取組み(狐の嫁入り・狐火など地域の伝説に関する探究学習)を発表しました。

 SaGaSuプロジェクトは今年3年目でまとめの年となります。11月14日(火)に朱鷺メッセにてシンポジウムを行いますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

 これからも羽茂高校の活動・取組みの成果、佐渡島の魅力を発信していきますので、ご期待ください!