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Taiko for Peace!

 南佐渡にある旧小木町には、鼓童の本拠地となっている「鼓童村」があります。今や世界に名を轟かせている鼓童ですが、その拠点が佐渡にあるということで、佐渡の魅力の一つとなっていることはもちろん、ワークショップの開催など、国際交流の場つくりにおいても活躍しています。
 そんな鼓童村では、毎年夏にアメリカの高校生を招いて太鼓合宿を開催しており、Taiko for Peaceと呼ばれています。このプログラムの一環で羽茂高校との交流が行われていて、今年は7月2日(火)の午後に交流会が開催されました。交流会では最初に、英語コミュニケーションIの授業を羽茂高校の生徒と一緒に受講しました。

 普段の授業で英語を勉強していても、実際に外国の生徒と話す機会はほとんどありません。最初は緊張した面持ちを見せながらスタートしましたが、アイスブレイクでは笑顔で会話する姿も散見できました。その後は七夕短冊の飾り付けなどを一緒に行い、和やかな雰囲気のなか授業は終了しました。お互い、とても貴重な体験になったと思います。

 授業の後は、羽茂高校の剣道部・郷土芸能部と交流しました。どちらも日本の伝統的な文化であり、演舞を見ていただいた後は本校の生徒と一緒に竹刀を振ったり舞を踊ったりして親交を深めました。
 最後に、アメリカの高校生の皆さんが和太鼓の演奏を披露してくださいました。自分たちと同じくらいの歳なのにもかかわらず、異国の地で異国の文化を披露する彼らの姿を見て、羽茂高校の生徒も大きな刺激を受けたことと思います。半日という短い間でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。