新潟の未来をSaGaSuプロジェクト羽茂高校の取組み② ~シンポジウムでのSaGaSu委員会成果発表~(第8回)
11月14日に朱鷺メッセにて、新潟の未来をSaGaSuプロジェクトのシンポジウムが行われました。このシンポジウムは令和3年から取り組んできたSaGaSuプロジェクトの成果発表の場として設けられました。シンポジウムの具体的な内容についてはこちらをご覧ください。
シンポジウムの後半では、プロジェクトのネットワーク6校(羽茂高校・佐渡高校・佐渡高校相川分校・佐渡総合高校・佐渡中等教育学校・阿賀黎明高校)の生徒で構成された「SaGaSu委員会」の取組成果発表があり、羽茂高校生徒を代表して本間蒼大さんが参加しました。発表内容と前日打ち合わせの様子は以下をご覧ください。
羽茂高校理科の石井先生も遠隔授業発表の打ち合わせを一緒に行いました。
シンポジウム当日、本間さんはSaGaSu委員会ゼミ班として、各校で伝統芸能を調査し、同じ佐渡でも地域によって「鬼太鼓」の型や掛け声が異なること、それぞれの地域で「鬼太鼓」の特徴があることなどを報告しました。
シンポジウム最後のパネルディスカッションでも、生徒代表パネリストとして羽茂高校から本間蒼大さん、阿賀黎明高校から斎藤純沙希さんが参加しました。遠隔授業を受けた感想やプロジェクトに取組んで感じたこと、生徒間交流で学んだこと苦労したことなど、高校生目線の率直な意見を報告しました。プロジェクトに参加した本間さんの感想は以下のとおりです。
「パネルディスカッションでは主に遠隔授業や地域連携について話しましたが、自分の意見を話すだけでなく、大人の意見も聞けたことで、自分では気づいていなかった遠隔授業の良さや、羽茂高校の地域連携の深さを改めて実感することができました。また大勢の前で自分の意見を話すということは、私自身の成長につながったと思います。良い経験になりました。」
プロジェクトは今年度で一区切りとなりますが、遠隔授業については、これから新潟県独自の取組みとして継続していきます。羽茂高校としても、総合的な探究の時間や探究科目、さらには郷土芸能部の活動などを通して、地域と連携した活動を続けていきます。今回のプロジェクトで交流を深めた学校や県外学校との交流についても、何とか継続的に実施して発信を続けていきたいと思いますので、羽茂高校noteにご期待ください!