今回は、3年生の選択科目、化学の紹介です。
　化学は、2年次に化学基礎を選択した生徒が受講することのできる科目で、化学基礎よりも専門的な内容を週5時間かけてじっくりと学びます。本校では、少人数であることを活かし、実験はできるだけグループではなく一人一人に体験してもらっています。そのため、選択者全員が実験器具に触れ、薬品を扱い、出た結果について考察することができます。

　今回は、電池の仕組みを理解するために、銅と亜鉛を使った初歩的な電池を作成しました。作成した電池は2種類あり、それぞれボルタ電池、ダニエル電池と呼ばれています。生徒たちは先生の説明を聞きながら、数種類ある薬品を組み合わせて電池を組み立てていきました。上手に電池を作ると、ファンを回転させたりオルゴールを鳴らしたりすることができます。一発でファンを回すことに成功する生徒もいれば、思うようにいかない生徒も…。そんな時は、うまくいった生徒からヒントをもらい、原因を考えます。最終的に、無事全員が電池を作ることに成功しました！
　羽茂高校には、この他にも少人数を活かした様々な取り組みがあります。興味のある方は、ぜひオープンスクールや学校見学においでください！